テーマ:熊野

【大酒飲みのとんがらし医者】(語り17)

【大酒飲みのとんがらし医者・壱ノ巻】 やらせ(北風)の吹き荒ぶ寒い寒い日のことじゃった。 木の國平井川の里へ、垢まみれのぼろぼろの衣を身に纏うた ひとりの男がやってきたと。 髪はぼさぼさ、髭はぼうぼう、竹の杖をつき首には何が入っとんじゃろか てんてらてんに黒光りした重そな頭陀袋を下げておったげな。 いつもは悪戯ばっか…
トラックバック:0
コメント:9

続きを読むread more