『 拝啓 獏 殿 』 (語り38)


沖縄出身の山之口 獏さんは、吾の大好きな詩人である

19歳で上京したものの、都会は厳しいばかりで・・・

経済的に苦しい日々を強いられながら

土管や、公園のベンチをネグラとしたことも・・・

けれど、どん底にあっても、獏さんの詩は

どこか、ユーモアがあって、そうして何より、逞しかった





『 自己紹介 』  (28秒)



『踏んづけられまいとすればだ、踏んづけないではいられないのだが・・・』

きっとまだ、言いたいことはあるだろうに

その言葉を発せずに呑みこんだ獏さん

ここら辺が、とーっても好き!

なんて気品に溢れた貧乏魂でせう





『 満員電車 』  (17秒)



住所不定でその日暮らしの獏さんに

時折、妹から手紙が届く・・・

その手紙の返事が、書きたいのに書けなくて・・・





『 妹へ送る手紙 』  (1分31秒)



そんな獏さんも、どうにか所帯を構え、一児の父となる

娘が、今日も「いってらっしゃ~い」と見送ってくれるのだが・・・





『 ボストンバッグ 』  (26秒)



「死んだと思ったら 生きていたのか」

顔さえ見れば、こんな風に言われてしまう獏さん

けれど、屈託なく爽やかに詩にしてしまう獏さん

「それは永いおもいをしながらも、呼吸をしている間は生きているのだよ」

と、軽い話し言葉で結んでいるが

なかなかどうして、随分と重い言葉でんなぁ・・・





『 生きている位置 』  (44秒)



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